手洗いは普段真剣にすることはありません。今まではそんな感じでした。
しかし、インフルエンザが流行る時期やノロウィルスなどが流行る時期は、真剣に手を洗いたいものです。
そう思っていましたが、2020年から新型コロナウィルスが登場してからは、事情が一変しました。
正しい手洗いの方法
正しい手洗いですが、まず初めは水だけで手を洗います。水で充分に手が、湿った所で石鹸をつけます。石鹸をつけたらその石鹸をよく泡立てます。泡立ってきたら手のひら手の甲指の間などしっかり擦れ合わせて泡立てて洗います。親指ですが親指は大きいので反対の手で空を捻るように付け根まで洗います。
爪の間があれば爪ブラシで洗いますが、爪ブラシがない場合は、反対側の手のひらに擦り付けるようにして洗います。手首は反対側の手でねじるようにして洗います。ぐるぐるとするような感じです。手首を洗った後は石鹸をしっかりと洗い流します。
洗い流す前にできれば水道の蛇口も洗いましょう。なぜなら最初に水道の水を出した時にそこを触っているからです。手と一緒に綺麗にしましょう。最近の手洗いの水道は自動で出て来るものも増えてきました。
余計なものに触らないということは菌に触れる機会が減りますので、そのような設備を充実させることには大賛成です。最後は綺麗なタオルでしっかりとしておしまいです。手を綺麗に洗った後にできたら消毒用アルコールを使うと完璧でしょう。消毒用アルコールは感染症が懸念される時期には積極的に使うようにしたいです。
手洗いのイラスト
厚生労働省で手洗いマニュアルのイラストが発表されています。このイラストは、新型コロナウィルスやインフルエンザ予防を推進するために作成されたものです。手洗いはとても大切でインフルエンザなどの感染症を防ぐのにとても有効な手段です。
このようなイラストはどこかで必ず目にしているかと思います。一度覚えてしまうといちいちイラストを見なくてもいいので、イラストを見る機会がある時には、よく見て実践するようにしたいです。
出典:https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593494.pdf
手洗いの洗い残しに気をつける
手洗いをし終わってからも気を抜かないことです。手を洗い終わってから水道の蛇口を閉めると、洗っていない時にさわって水を出したところにもう一度触ると、手を洗った意味がなくなってしまいます。上に書いたように手を触れないで水が出てくる水道が望ましいですが、自宅ではそのような設備がなかなか普及されていません。家では手と一緒につい道のハンドル部分を石鹸で洗うようにすると効果的だと思います。
正しい手洗いは、手洗いすべての工程のことをいいます。石鹸で手を洗う部分だけではありません。石鹸で手を洗い終わったら、ひと仕事終えた気分になりますが、ここから気を抜かないで手洗いを完了しましょう。石鹸で真っ白になった手をキレイな水で充分に洗い流します。冬で水が冷たい時はつらいかも知らませんが、グッと我慢して完全にヌルヌルがなくなっても、「これでもか」というくらいに洗い流します。洗い流しが不十分だとせっかくの手洗いが台無しになる可能性があります。
きちんと手洗いして、くれぐれも洗い残しのないようにしっかりと手洗いしたいです。
正しい手洗いの手順最後の工程
正しい手洗いの手順を説明してきましたが、最後の工程です。それは石鹸を水でながした後に水で流した後、そうです。水を拭き取る工程です。最後にいつ洗ったかわからないような手拭きタオルで手を拭くと、そのタオルにもしかしたら、自分以外の誰かの手洗いが不十分でインフルエンザやノロウィルスの菌が残っている可能性があります。温風で手の水分を飛ばすエアータオルが望ましいです。それとペーパータオルが原始的ですが、清潔なので手を清潔に保つという点ではとても良い方法です。
最後に
正しい手洗いの習慣を身に着けてしまえば一生モノです。
手を清潔にして、ウィルスやバイキンをしっかりと落として、感染症などにかからないように気をつけたいものですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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