メタボの診断基準

生活

メタボとよく言われています。健康診断に行くとあなたはメタボですねと言われたりした方もいるのではないでしょうか?メタボと言うのはメタボリックシンドロームの略称です。

このメタボリックシンドロームの基準は、男性では腹囲85cm、女性は腹囲90cm、を基準にされています。しかしこの基準は、世界的に見ると何ともない基準のようです。非常に厳しい数値の設定だと聞いたことがあります。健康な人を増やすという考えでこの基準にしたのであれば全く問題ないと思いますが、この基準をきっかけに薬の販売の拡大を狙うためにこのような基準でしたのであれば、その基準はどうなのかなと思います。

実際にこの基準はすぐ達成します。ちょっとお腹が出てしまうと男性85センチ女性90cmこの基準はすぐに超えてしまいます。厳しすぎる基準だと思います。健康診断の時にメジャーで腹囲を測られるので、その時にドキドキしている人もいると思います。やはり普段から気にかけておくことが大切だと思います。食事は少なめにして運動する習慣をつけられたら良いと思います。運動というとハードルが高く聞こえますが、歩くだけで良いのです。ちょっと駅の周りを一周するとか、コンビニまで歩いて行ってみようとか、そのような心がけでかなり変わってきますので、小さいところから始めてみるのが良いと思います。

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メタボの診断基準

改めて、メタボの基準をおさらいしてみたいと思います。厚生労働省のページで見てきました。メタボリックシンドロームの基準を作ったのは8つの学会とよく言われます。厚生労働省のページに買いてありました。その8学会とは、 日本動脈硬化学会、日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本肥満学会、日本循環器学会、日本腎臓病学会、日本血栓止血学会、日本内科学会のことです。

  • ウエストサイズ 男性85cm以上 女性90cm以上

(内臓脂肪面積 男女とも≧100cm2に相当)

このウエストサイズが基本になっています。これプラス下の3項目のうち、2項目が当てはまる場合。

  • 空腹時血糖  空腹時血糖値 110mg/dl以上
  • 血圧     収縮期血圧(最高血圧) 130mmHg以上

拡張期血圧(最低血圧)  85mmHg以上

(いずれか、または両方)

  • 血清脂質   中性脂肪値 150mg/dl以上

HDLコレステロール値 40mg/dl未満

(いずれか、または両方)

※ウエストサイズの男性85cm女性90cmは内蔵脂肪を減らした方が良い基準であり、薬物治療を必要とする基準ではない。

※ウエスト径は立位、軽呼気時、臍レベルで測定。臍が下方に偏位している場合は肋骨下縁と前上腸骨棘の中点の高さで測定。

※高TG血症、低HDL-C血症、高血圧、糖尿病に対する薬物治療を受けている場合は、それぞれの項目に含める。

※BMI25Kg/m2未満であっても腹囲が基準値を超えれば内臓脂肪型肥満と判定することになる。

厚労省のホームページにはこのようなことが書かれています。

ウエストサイズの基準は、治療の基準ではなくて、それを目安に判断すると言うことのようです。このサイズになっている方は、減らすようにしてください。この一律のウエストサイズで判断するのはどうかという意見もあります。身長がちがうなら基準とするウエストサイズも違って然るべきという意見です。最近では身長の半分を超えなければ良いという意見もあります。身長170cmの人は、160÷2=80cm、170÷2=85cm、180÷2=90cmという感じです。そもそもざっくりとした基準なので、お腹が出てきたら気をつけましょうくらいにわたしは思っています。

内臓脂肪が増える事による不都合

内蔵脂肪が増えてくると、血糖値を上昇させたり、血液中の中性脂肪やコレステロールを増やし、また、血圧が上昇する原因となります。内蔵脂肪を減らすことで、血糖値の上昇などのリスクを回避することができるので、ウエストサイズの変化には気をつけたいものです。

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