新型コロナウィルスに関する報道にはロックダウン、オーバーシュート、クラスターなどカタカナの表現が多くてわかりにくいと評判です。
河野太郎外務大臣もツイートしています。
クラスター 集団感染
オーバーシュート 感染爆発
ロックダウン 都市封鎖
ではダメなのか。なんでカタカナ?— 河野太郎 (@konotarogomame) March 21, 2020
ロックダウン、オーバーシュート、コロナウィルスの意味
ロックダウンの意味
最近、テレビでこの言葉を聞かないことはありませんね。小池東京都知事が記者会見で言っていました。
意味としては・・・
ロックダウン →都市封鎖
都市を封鎖したのは、新型コロナウィルスを封じ込めるために、中国の武漢を封鎖していました。強制的な措置で「大変なことが起こっている」のだという印象を強く受けました。
ちなみに、新型コロナウィルスは中国の武漢が発祥地なので「武漢ウィルス」というべきと、アメリカのトランプ大統領が言っていますが、まさにそのとおりです。その方が覚えやすい。
コロナといえば、トヨタの乗用車かと思ったりピンとこないです。このウィルスのことは歴史にも残るでしょうから、わかりやすく「武漢ウィルス」と呼ぶのがふさわしいです。
ロックダウンは、アメリカ、イギリス、イタリア、スペイン、インド、中国などで実施されており、外出禁止令の対象者は、合計で30億人以上と言われている。
世界の3分の一の人々が家に閉じこもっていることになります。観光関係、飲食関係は本当に厳しい状況に追い込まれることになるでしょう。
オーバーシュートの意味
本来、「オーバーシュート」といえば、金融関係の用語です。
意味としては・・・
オーバーシュート →感染爆発
感染爆発というなら、アウトブレイクという言葉がよく知られています。
しかし、感染爆発という意味で、オーバーシュートという言葉を今回使いました。
金融業界では、「相場や有価証券の価格の行き過ぎた変動」を指す用語として使われています。
アウトブレイクではなく、オーバーシュートという表現を使ったのは、聞き慣れた「アウトブレイク」なら、パニックになってしまう可能性を感じ、一回聞いて、何?と思う、「オーバーシュート」を使ったのです。
クラスターの意味
今回の3つの言葉の中で、一番聞き慣れていたのが、「クラスター」です。
意味としては・・・
クラスター →集団感染
早期に休校を決定したのが、このクラスターを防ぐ目的でした。
学校では、子どもたちの距離感も近いし、行動的です。一人感染者が発生すると、クラス全体が完全してしまう恐れがあります。
個人的にこの措置は良かったと考えています。そこまでしなくてよかったなど、いろんな意見が出ておりますが、行政は未来に向かって最善の手をつくしてほしいです。
なぜカタカナで表現するのか?
日本人は新しもの好きです。明治の文明開化以降、常に外国から新しいものを取り入れ続けています。
小池東京都知事は、国政にいる時、クールビズという新しいものを取り入れた人でもあります。
新しいものを取り入れるのもいいですが、日本には、日本語という素晴らしい文化があります。世界のお手本的な言語です。
せっかく日本人として暮らしているのですから、日本人は日本語をもっと大切にするべきです。
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