貝澤徹さんは明治時代に名工といわれた二人のうちの一人の貝澤ウトレントクさんを曾祖父に持ち、父の勉さんから引き継がれて工房を運営しています。
様々なメディアで注目されていますので、気になっている人も多いはず、私も気になったので貝澤徹さんについてまとめてみました。
マキリというのは小刀のことです。
漁業関係者の方が使う小刀です。
個人的に薪を切るからマキリかと思っていましたがどうも違うようです。
調べてみました。
それらの刀剣類は「魔切」「間切(包丁)」といった漢字で記述されていることがあるが、これらはいずれも当て字であり、本来のアイヌ語との直接的な関連はない。
Wikipedia より
小刀という割に刃の部分がありませんね。これは小刀を入れる鞘です。 貝澤徹さんは、小刀の金属部分ではなく木製部分の柄(つか)と鞘(さや)を作られています。
鞘(さや)はシースと言った方がピンと来る方がいるかもしれません。
鑑賞を目的として作られているようです。とても綺麗でもったいなくて実際に使うと汚れてしまうので、実際に使うのはもったいないです。
でもキャンプの時などに使ったりするのもいいかもしれません。注目度は満点だと思います。それ以上に、優越感にしたってしまいそう。そもそも道具なので使い込むうちに味が出て来ます。
マキリは、お父様から譲り受けた「北の工房つとむ」で作り続けています。また、マキリをこちらで購入することもできます。
新千歳空港からレンタカーを借りてドライブして行ける感じの距離感です。
東京から言っても日帰りでいけそうですね。
貝澤徹さんのことを漫画のゴールデンカムイで知ったという人が多いです。
単行本が発売されています。
大英博物館にも展示されるほど注目を集めています。
国際的な評価を受けられています。
やさしい表情の熊が多いですね。
北海道で熊と言ったら、凶暴なヒグマですが、優しい表情を切り取っているのが印象的です。
ここに来てやっとご本人に登場していただきます。
貝澤徹さんは、北海道平取町二風谷で3人兄弟の長男として生まれました。
お父さんの名前がついた「北の工房つとむ」で活動されています。
北海道白老町の高校卒業後、家業の木彫りの道に入られて、伝統的な技法を守りながら、独自の感性と技術で作品制作に取り組む。
大英博物館ほか多くの場所で貝澤徹さんの作品が展示されている。
メティアでの紹介も多々あります。
貝澤徹さんが多くの人に知られるようになったのが、漫画のゴールデンカムイだったようです。
メディアの力は凄まじいものがあります。
貝澤徹さんのことを調べていくうちに、実際に作品を見たくなりました。
近くまで何回も行ったことがあるのに、知りませんでした。
今度行く機会があったら、北の工房つとむに寄ってみたいです。